2012年1月1日日曜日

霞の滝

エンジェルフォール観光拠点となる町
シウダードボリーバルに到着。

さっそく調べておいたツアー会社
slto angelへ向かうため、バスかタクシーを
探そうと、行き先を周りの人に尋ねまくっていたら
なにやらついてこいみたいなジェスチャーをする人が、
不安に思いながらもつたなすぎるスペイン語で
やり取りを繰り返すと、どうやら行き先が一緒だから
乗せて行ってやると言っている様な気がする。
相手は小さい子含む女性ファミリーだったので
おいはぎということはなさそうだ。
ということでそのまま車に乗せてもらって
ツアー会社まで無事送ってもらった。
ありがとうファミリー。

そのままツアー会社にて申込み。
翌日は大晦日となるため、ガイドが動かず。
通常2泊3日のツアーが3泊4日になった。
カナイマでゆっくりできるので逆にラッキーだ。

時間が出来たのでシウダーボリ観光。
教会や町並みがかなりカラフルで楽しい。

派手な教会。

民家もなかなか個性的な色使い。

屋台でさっそく飯を食べてみる。
豚の串焼きがうまい。ビールが飲みたくなる。
ホットドッグは備え付けのかなりの種類の
調味料を使い放題というのが斬新でおいしかった。

ノリノリな豚串屋

調味料で勝負のホットドッグ

ベネズエラの営業中の酒屋。

キューバを超えた!屋台の床屋。

翌日空港送ってもらいセスナでカナイマにGO!
初めてのセスナは落ちそうな雰囲気がすごくて
最初ビビっていたが、通常の飛行機よりも
はるかに低空飛行なため景色が抜群。
鳥になったような視点で遊覧飛行を楽しみ
早くもセスナが大好きになってしまった。
楽しい遊覧飛行も50分ほどでカナイマに到着。

この命預けます。

絶景かな。

奥にギアナ高地が見えてきた!!

カナイマの宿に案内され、ここがあなたの寝る場所よ。
と、ハンモックを指さされる。さすが格安ツアー。。
ハンモックで寝れるかなぁ。なんて心配しながら
持ってきた本を読んでいたら速攻寝ていた。

本日のベッド。

起きてからカナイマ内を散策、カナイマの中には
湖があり、奥には滝が見える。すでにスゴイ景色。

カナイマ湖

夕飯の時間になったので戻って食べていると
イタリア人のマルコとルクセンブルク人のファビアン
に声をかけられ、年越しパーティーに行こうぜ!と、
ありがたい、これで一人カナイマで年越しはなさそうだ。

2011年、年越しメンバー。

夕飯後、湖のほとりでみんなで酒を飲みながら騒ぎ、
その後クラブのようなところへ。
ベネズエラ人はダンス大好きみたいで皆以上にうまい。
気後れしながら騒いでいると時計はもう0時に。
「年越したよ~」
と腕時計を見せながら騒ぐ。
どうやら俺以外誰も時計を持っていないようだ。
気が付いてあわてて
「felitz ano nuevo~!!」とみんなで言いながら
当りの女性とハグしていく。衝撃的な年越しとなった。
そのまま2時ごろまで騒いで就寝。

翌朝6時半ごろ起きて初日を待つが曇天のため
初日を拝むことはできなかった。残念。

はっきりしない初日の出

午後には周辺の滝見学ツアーへと出かける。
宿からすでに見えていたのだが、湖をボートで
近づいていくと物凄い迫力。
滝の裏側に行くこともでき、元旦からベネズエラで
滝行なんてことに。強烈な水シャワーが気持ちいい。
あの滝へ向かう

賀正。

イタリア式滝行。

3日目はいよいよエンジェルフォールにむかうため
ボートにのってギアナ高地の奥地へ向かう。
細長く頼りないボートに10人近くのって川を
アップリバーしていく。片道4時間の長い川旅だ。

これで4時間GO!

ランチも戦場船上で。

すすんでいくと各所でテーブルマウンテンが見える。
その壮大さと絶景ぶりに飽きることがない。
しかし、4時間の長丁場を堅い船の椅子に座りっぱなしだと
ケツがかなり痛い。ガイドたちは何年も行ったり来たりしてて
ここに座布団を巻こうという発想がいまだないことが
不思議すぎる。しかも瀬につっこむたび水しぶきが
自分たちにおもいっきりかかりビショビショに、
最後はみんなして震えていた。改善を願う。

遠目にはアウヤンテプイが。

それにしても水しぶきが。。。

ようやくエンジェルフォール近くとなる拠点の中州に着いた。
すでにエンジェルフォールが遠目に見えている。
テンションはかなり上がってきた。

明日はついにあれが目の前で見れちゃう

このまま夕食となり、鳥の炭火焼きを食べて、日没とともに
就寝。翌朝4時半に起きて行動開始となる。


4日目、いよいよエンジェルフォールを目近で見るため
早朝起こされたが、土砂降りだよコンチクショウ。
だが、ガイドはお構いなしにせかしてくる。
うだうだ準備しつつ、出発してしばらくすると
雨はやんでくれたが空いっぱいに広がる曇り空が
いっしょに気分も曇らせていく。不安に駆られつつ
トレッキングルートを進んでいくとついに、ついに
エンジェルフォールのその姿が目の前に。







どーん。








ごめんなさい。嘘つきました。
ほんとはこっちです。


ワタシノゲンジツ

ガイドの
「フォトショップを使うんだな」
の言葉が今も憎々しく耳に残っています。
あまりに残念だったのでさっきのは他の旅人に
もらった写真だったりする。
くやしいのう、くやしいのう。
余りにも落差が激しすぎるエンジェルフォールは
その上半分がガスって見えなくなるほどとは
おそれいりました。
意気消沈のなかキャンプ地に戻ると
すっかりエンジェルフォールは晴れていた。。。

キャンプに戻ればホラこの通り。

シウダーボリに戻って残念会。

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