2011年12月24日土曜日

メキシコの巨大都市

メキシコシティはとにかくデカい。

大都会を字のままの意味でとらえられる。
街自体は高層ビル立ち並ぶような現代都市とは言えないが、
飛行機に乗ってメキシコシティに行くと、
荒れた砂漠のような山々が連なる中、どうしてここ?
と疑うような場所に急に大きな街が見え始める。
そして、濃い排気ガスのスモッグの中を飛行機が下りていく。

空港を出てメトロに乗り込む。1乗車3ペソ(18円)。
そこで圧倒された。。もの凄い人の量だった。
前後にバックパックを背負った自分は3人分近い
スペースを確保しなくてはいけない。出勤時間は
とっくに過ぎたような時間だが、日本の満員電車にも
負けず劣らずの混雑ぶりだ。メトロが止まるたびに
特攻をかけるが人の波にもまれたり、入りきらなかったり
と2~3本見送ってようやく体をねじ込むことが出来。
無事宿に到着することができた。

メトロバス車内。地下鉄はもっとひどい。

今回宿泊した「サンフェルナンド館」には面白い方が宿泊
していた。プロレスラーの方々だ。
しかもその中に「獣神サンダーライガー」がいるよ!
物凄く丁寧な感じの良い方だった。
当然、メキシコで有名なプロレス、ルチャリブレに
選手として招待されてきているらしく、
金曜日に試合があるというので宿の人総出で観戦へ。
ルチャリブレは基本は2x2のタッグマッチで、
1晩で6~7試合ほどするみたいだ。
中には女性同士の試合や、ブラックレフェリーの
暗躍する試合で笑いを誘ったりする。
そのトリの試合にライガーさんが出場した。
標高2300mもあるせいかかなりつらそうだったが、
相手の金的攻撃をモロに食らってしまい、反則
勝ちで試合は終わった。イタそうだった。。。

会場付近の土産屋。

試合後、宿で記念撮影してもらえました。

最近まで世界一治安の悪い町とも言われていたメキシコシティ。
自分が行く数か月前にもメキシコマフィアと韓国マフィア
がもめたおかげでメキシコマフィア側から
「韓国人は区別なく射殺する」といった声明がでており、
見分けがつかないだろうアジア人には迷惑な話である。
以前は警官も少なく、警察署と言えばマフィアの襲撃
のある危険スポットとすら言われていたが、ここ何年かで
とにかく警官を募集し、数だけはかなり増えたそうで
街のいたる所に立っていたり、パトロールしてくれる
ので街中での危険を感じることはなかった。

ということでガンガン出歩く。
まずは観光、目玉であるテオティワカンへ。
デカいアステカ遺跡の太陽と月の2つの
ピラミッドが死者の道になぞって見える。
メキシコ遺跡最大の太陽のピラミッドの
頂上は気持ちがよく、1時間近くまったり。

デカい!太陽のピラミッド

太陽のピラミッドの上で日光浴

月のピラミッドから

続いては人類学博物館へ。
ここはメキシコ各地の遺跡から見つかった
物などが飾られており、マヤ遺跡やアステカ遺跡
のデザインが好きな自分には楽しかった。

なんだかキモカワイイデザイン

3つ目がとおるチック

アステカカレンダー。

丁度、現在メキシコ大学に短期留学中の友達が
いたのでいろいろ案内してもらえると思っていたら、
彼はサッカーしかしてないようで観光情報に疎い、とりあえず
世界遺産となっているメキシコ大学(UNAM)
の図書館の壁画。見たかった国立墓地を案内して貰った。

図書館の壁画。

個性派な墓地。陽気な感じがする

お墓に大胆な飾りつけ。

シティの中心地ソカロ地区のカテドラル。

巨大なメルカド(市場)ではこんなものも販売。生きてる。

売り場を見て何か想像するだけで楽しい

色遣いが楽しい。

メキシコシティは飯もウマい。
友達と寿司食べ放題に行ったり。
屋台のタコス食べ歩きもウマかった。

久々の寿司に感涙

謎のブラックタコス。たいして違いがなかった。

うまいタコスの店。

そんな賑やかなメキシコシティ、
クリスマスはさぞ盛り上がるだろうと予想し、
クリスマスはメキシコシティで過ごしたが、
24日も25日も完全なゴーストタウンと化していた。
やってるお店はウォルマートやコンビニくらいで、
いつも人であふれている通りもガラガラ、
クリスマスは家族と1日家でゆっくり過ごすもの
らしい、お祭り騒ぎととらえているのは日本人
位なんだろうか?

ということで宿の皆とクリスマスパーティー。
日本人らしく盛り上がって楽しかった。

クリスマスパーティーの準備。

クリスマスもあけ、いよいよ南米に向かって
フライト!!

1 件のコメント:

  1. 合流できたみたいじゃん。
    獣神サンダーライガー
    さすがメキシコ!!

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