2011年9月23日金曜日

ミュンヘン‐オクトーバーフェスト

ついにこの旅でも重要な行事の一つ。
ミュンヘンはオクトーバーフェストにやってきました!!

説明しよう!オクトーバーフェストとは、
ミュンヘンのビールメーカが巨大テントを広場に設置し、
みんなでビールを飲みまくってはトイレに行って出しまくる、
世界最大のビールフェスのことだ! やっほい。

さっそく入り口そばにある
「ウマいよ!」
と、聞いていたアウグスティナーのテントへ。

1万人くらいは入れるとか。

おお!広い広い。真ん中で生演奏的なのもしてるし。
しかし、時刻は平日の午後3時。
リザーブ席はまだ時間前なのでガラガラで、人も少ない。
まぁ、そんなこたぁ関係ないので座ってビールを注文。
。。。したいけど注文取りになかなかコネェ。
待ってたら場内でパンを売り歩いてるおばちゃんに
声をかけられる。
「あなたたち日本人?」
ええ。まぁ、そうですが。
海外で日本語を話すガイジンで物売ってると特に怪しい。
が、日本語が流暢すぎるよおばちゃん。
しばらく普通に日本語で会話してると。
旦那さんが日本人で元東京に住んでいた、カトーさんだそうです。

なんだか親近感が芽生えてしまいパンを買ってしまった。。。

カトーさん(中央)と

そんなことしてたらようやくビールが到着。
まぁとにかく、乾杯。
しかしジョッキが重い!
分厚いガラスのジョッキになみなみ濃いめのビールが1リットル!

一緒のテーブルのイギリス人ともプロージット!!
ビールの味はまぁまぁだけど、とにかく酔っぱらうことが
このお祭りの最大の楽しみ方なので、ぐいぐい飲む。
だが、一緒に頼んだカトーさんお勧めの焼き魚がとにかくうまい!
ビールなんかそっちのけで食べてしまう。
めちゃくちゃ脂がのっている。ウマすぎる。
早くミュンヘンはこれを名物にするべき。

激ウマ焼き魚マークレット。

2杯ほど飲んでいい感じに酔ってきたので。
テントを変更。梯子することに。
その前にしばらく周辺をふらふら。、

テント周辺はもはや遊園地。このお祭りのために
移動式遊園地がものすごい規模で集まっています。

想像以上に本格的。

中にはパンチラどころではないイカン遊具も。。。

ふらふら見て回っていざ次のテントへ!
適当に空いてるテントに入ったけど、
すでに19時を回っているため流石に激混み!!
とにかくビールだけ頼んで立ち飲みすることに。
そこでミュンヘンの学生と知り合って盛り上がる!

ミュンヘン小僧たちと大騒ぎ。

しばらくして、もういい加減酔ってきたので今日はここで解散!
正直、明日に向けての偵察のつもりだったのに
すっかり楽しんでしまった。

翌日は、また違うテントに行って大盛り上がり。
しかし、アルコール度数が7パーセント程度と強い
にもかかわらず1リットルもあるのですぐ酔っぱらう。

ビフォー。(重いからこう持つらしい)

アフター。

どんどん盛り上がる~

昨日より若干遅くに行ったので、混み始めたタイミングで
席もとることができたので良かった。学習できている。

民族衣装のノリノリおばちゃんと

21時を回ると皆のテンションがさらに上がり始める。
誰かが歌い始めると会場中で大合唱になるし、
ほぼ全員椅子の上に立って乾杯しては歌って踊るという
果てしない盛り上がり方。

立てよ。酔っ払いよ!!

これも当然椅子の上

全く知らないガイジンと肩組んで騒いで盛り上がるのが
このお祭りの最大の魅力だと思う。
23時には終了し、そのままのテンションの酔っ払いが
夜のミュンヘンの町に解き放たれていった。。。



※楽しすぎたのでフェス終了2日前、最後の土日にもう一度
ミュンヘンに行ってしまいました。
が、あまりの混みっぷりにテントに入ることもできずに
右往左往して終了!土日に行く人は気を付けて。

テントに近づくこともできない。

因みに、ミュンヘン内にホーフブロイハウスという
有名な屋内ビアホールがあり、
そこで一年中オクトーバーフェストしてます。
フェス期間中に行けなかった方はここに行けばOK。

一年中オクトーバーフェストしてます。

あと、ホテル取れなかった方も安心してミュンヘン駅で
お泊りになれますw
駅のコインロッカー前では、男も女もごちゃ混ぜで
宿にあぶれた酔っ払いが寝てます。
(寝袋で寝てたら酔っ払いに引きづり回されたけど。。)

コインロッカーは死霊のハラワタ。

駅構内は明るいしうるさいのでコインロッカーに
上半身突っ込んで寝るのが一番安眠できるスタイル。

朝6時前には警備員の『モールゲーン!!』
の声で起こされるモーニングコール付き。
スヌーズ機能として足で蹴ってくれる手厚いサービス。

モーニングコール中。

2011年9月20日火曜日

フランクフルト

ドイツはフランクフルトに到着。
兎にも角にも、ドイツの温泉へ。

フランクフルトから電車で50分程のヴィースバーデン。
ヴィースが草原で、バーデンが温泉の意味らしく。
「草原の温泉」。いいじゃない。
着いたら草原はなかったけど。。。

温泉入り口

受付でサウナ用のタオルを借りていざ温泉へ!!
久々の湯船でもうワクワクです。
中に入ると、Wao!
ドイツの温泉は基本混浴で素っ裸なので、
目の前を女の人がスタスター。
聞いてはいたがマジだった。
通り過ぎたのはおばちゃんだった。
しかし、今は風呂だ風呂!!

ふぅー。。きもちぇぇ。
でもぬるいな、40度以下だこれ、
どうもヨーロッパにアツ湯文化はないらしく、
いつまで入っていても暖まらない温度。
いじらしい温度でいまいちなので本場サウナへ。
ドイツはサウナ文化だけあってスゴイです。
40度~90度までの部屋が5部屋ほど用意されており。
なかにはハーブを効かせたミストサウナなども。
とりあえず一番あっちいところに入る。

マァ、おばちゃんがフーフー言いながら陣どっとる。
サウナ内ではタオルは自分の下に敷き、床に体が触れないように
しないといけないため、誰も隠さない!
ということでおばちゃん丸見えだよ。
一緒になってフーフー言った後、おばちゃんより先に脱出。
熱いってここ。そのあと水風呂につかって、
ハーブサウナで豚肉の気持ちになったり、完全に横になって寝れる
椅子がある50度サウナで爆睡したりと。
ドイツのサウナは素晴らしい!
温泉文化に関しては日本は負けませんが、サウナは負けた。
日本はただただ我慢するだけですが、ドイツサウナは適度な温度で
まったりできたりと、客の回転数なんか考えない作り。
すっかりサウナにはまって全部で3時間もいてしまった。
料金は1時間5ユーロなので結構なお値段に!!

午後3時を回ると若いカップルが入ってきたりして、
目の前をおねぇちゃんが歩き回ったりするが、
完全に日常の光景になってしまった。。。

すっかりツルツルお肌になって温泉を出て町をぶらついてると、
フランクフルト屋が、注文すると辛さが選べるとのこと。


レベル3で、すでにかなり辛い

せっかくだから1つだけ激辛にしてくれと頼むと、
「you will cry!」とか言われて小さなソースのビンを取り出した。
それをどぱーっとかけてる。
ソースの名前はFBI。
Fucking Burning Injectionの略らしいです。。。

恐怖のソースFBI

食べてみると。。。あれ、大丈夫じゃん!
とかいって1分ほど立つと。やべぇー!!
涙がぽろぽろ出てくる。店員は笑っている。
ダッシュでビールを買ってきて流し込む。
(それでも店内で買わずにスーパーへ駆け込む)
駄目だ、きかねぇ。しばらく胃が火事でした。

翌日は朝飯食べながらポーランド人と話していたら。
「今フランクフルトでスゲーモータショーやってんだぜ。」
とかいうので、調べてみると2年に一度の世界最大モータショーだとか。
これは行くでしょ!ということで直行。
タイで作ったニセ学生証がここでも効力を発し、約半額で入場。
7.5ユーロは安い。

会場がひろーい。

さっそくベンツのコーナーへ。


うぉ、でけぇ。しかも中でライブやってる。
しかし、車の知識に乏しいからよくわからんぞこりゃ。
しばらく眺めて、ガンガン回っていく。


ヨーロッパで割と見るsmart。電気自動車が多い。
イカツイ男二人で乗ってたりすると面白いです。

各メーカーの金のかけ方がスゴイ!




フェラーリやロールスロイス、ミニクーパ。。etc





普段見ることのないロールス。

なんと、ハスクのブースまで!!

知らんメーカもかなりあったけど、すごい出店数。
スバル、トヨタ、ホンダは結構見応えがあった。


ホンダはASIMOのショーをやったりしてかなり人気でした。
ドイツでは『アズィモー』って呼ばれてたけど。

なんだかんだで初アズィモ

外に出ると、ジープの限界体験や

助手席に乗って限界体験。めっちゃ斜めでビビる。

BMWが呼んだレッドブルライダーのショーがあったりして飽きない。


ビッグバイクを基本ウイリーな変態ライダー。

結局7時間くらいいたけど、部品メーカーのとことかは周れなかった。
初めてモーターショーに行ったけど、大満足。
しかし知識が追い付かない。マニアが隣に一人欲しい!


翌日はミュンヘンへ移動!
しかし、前夜にルーマニア人から
「ドイツには安く移動できる相乗りサイトがあるんだぜ」
と、重要なタレこみが!!
さっそく見てみると、電車だと80ユーロ近いのが
25ユーロでいいという書き込みが!!これはすごい。
さっそく当日の朝、ホテルのレセプションの人に
相乗り相手にドイツ語で交渉してもらいOKの返事が。
ルンルンで待ち合わせ場所に行くと、いかついおっさんが。。
他にも集まった応募者が乾いた手つきでお金を渡している。
どうやらこれは、専門で商売として行っているようだ。
良心的な白タクってやつでしょうか。
無事、フランクフルトを出て4時間後には
ミュンヘン郊外の微妙な場所におろされました。

因みにサイトは以下
http://www.carpooling.co.uk/
ドイツご旅行の際にはご活用ください。

2011年9月18日日曜日

西ヨーロッパ大移動②

お次はフランスはレンヌ。モンサンミッシェルへ。
ここは、フランスの田舎町なんでホテルが少なく、ちょっと高い!!
現地であくせく聞いて回ろうかと思い、宿の予約もせずにGO!
そしたらラッキーなことに同じバスに乗っていたフィリピン人観光客が、
一人なんだけどツインの部屋しか取れなかったとのことで
ルームシェアすることに。一泊40ユーロは覚悟してたけど。
25ユーロで泊まれた。
そのまま二人でレンタチャリでモンサンミッシェルへ。
徐々に近づいていく感じがたまりません。

かなり近づいてきました。

チャリンコでモンサンミッシェルは非常におすすめ。

道中みつけたリンゴの木で昼食。
フィリピンにはリンゴの木がないみたいで喜んでいた。

本日のランチ

小ぶりで青いけど、なぜか甘い。

なんだかんだでモンサンミッシェルに到着。

40分以上漕ぎました。

モンサンミッシェル内部入り口付近はホテルと土産物屋で
埋め尽くされており、ものすごい人だかり。


内部は迷路のような町になっている。

この狭さでメインストリート。

それに日本人がすげぇ多い。
おばちゃんグループや新婚旅行っぽいカップルなどなど。
久々に中国人より日本人の多い観光地だった。
でも中より外から見た方が断然おすすめ。

夜になると潮が満ちてきて、昼間バス停だったところも水没。

夜のバス停。

ライトアップされて、非常にきれいなモンサンミッシェルが。。。
絶対に夜見ないともったいない。。。

夜のモンサンミッシェル。めちゃ美しい。

ただし、日本人カップルやファミリーだらけでなんか違和感。。

カップルに紛れて、一人で心霊写真撮って遊んでみたり。。。

チャリンコの帰り道。ふと寄ったポイントが水面にきれいに映り
グッドポイント、なぜか観光客もいない。
ここでしばらくウットリして宿へ帰る。



途中、自転車のライトが吹っ飛んで真っ暗な中帰ることになり、
泣きそうになる、まじで怖かった。
2日間、じっくりモンサンミッシェル眺めた後は
オランダはアムステルダムへ→


バスに揺られに揺られて18.5時間。
着きましたよアムスに!!

この町はもう完全にエロと葉っぱの町と化しています。
ファンキーすぎる。久々のカルチャーショック。
市の観光局が発行するパンフレットには普通に、
エロティックショーツアーと、大麻ツアーが。。。
お土産屋に入ると大麻キャンディーや各種エログッズが。。。
町自体が18禁だろこれ。
送っても届きそうにない無修正ポストカードとか売ってるし。

大麻は高くて(5g18ユーロとか?)挑戦しませんでしたが、
うまいことキまると、神経過敏になり美術館とかで
めちゃくちゃ感動できるらしい。。。いいなそれ。
とりあえず2日間の滞在なので、
まずは、オランダビールと言えばハイネケン!
ハイネケンミュージアムにGO。
おぉお!なんとそこでバルセロナの宿であった旅人と再会。
せっかくだから一緒に見て回る。

日本じゃあまり飲まないけど喜んでます。

うーん、発酵過程みて、歴史みてと、やっぱりどこも一緒か。
でもディズニーランド張りのアトラクションが中に一か所。
あれいらんわ!!アレ無しで安くしてほしいな。
試飲が2杯以上あったのまぁいいか。
というか、2杯の試飲で壊れまくってるガイジンが多い!!
さすがシラフでもハイテンションな民族。
とても試飲会場とは思えない。。。

ビール二杯しか飲めないのにこのテンション

出たらもう暗くなってる、ご飯食べてから
世界で一番有名な売春地帯。飾り窓地区へ。
完全に観光地と化している。おじいちゃんおばあちゃんが
夫婦で見て回ってたり、なにより人込みで先に進むのも難しい。
もし、中に入ろう人がいたら周りの人間全員の視線の的に!
写真は厳禁なのでなし!
かなりきれいな子からおばさん(おばあさん?)までよりどりミドリ。
というか、マネキンのように見える。

翌日は、そこにまず行けよ!と言われそうだが、アンネフランクの家へ。
約2年間を隠れ家で過ごしたそうで、その様子が見れます。
たどり着くとめっちゃ混んでる!!結局1時間半まったよ。。

この行列の先にアンネの家が、なげぇ!!

中に入ると日本語のパンフレットや、音声ガイドがあったりして
非常に親切、久々にしっかり理解して見て回れた。
隠れ家は狭い狭いというイメージが先行しますが、(実際にそう書いてあったりする)
実際に見ると、普通に日本の家の方が狭くね?
と言った感じです。ガイジンの感覚恐るべし。
まぁ見るべき場所はそこではないのですが。。。
さぁ、お次はいよいよ中欧エリアへというかまずドイツへ→