天空都市マチュピチュ。
観光拠点となっているペルー、クスコにやってきた。
さっそく街中の旅行会社でマチュピチュツアーを契約。
時期がちょうどゴールデンウイークであったこともあり
安い列車のシートは全て売り切れ。高級シートしか残っていない。
街中も日本人がかなり多い。
貧乏旅行者である我々はインカトレイルを半日かけてミニバス
で向う命も体力もギリギリツアーに参加することにした。
まずはクスコ観光。
剃刀一枚入らないと言われるインカの石造りの町は本当に綺麗で
通路が延々と続いている。遺跡とスペインのコロニアルな感じの
街がいい感じにミックスされて歩いているだけで楽しい。
そんなクスコでもお土産探し。
ペルーはボリビアに比べると物価は上がるがまだまだ安い。
そんなクスコでバックパッカーの間で有名なお土産が靴。
南米カラーな派手な色の布を使ったハンドメイドブーツやスニーカーが
1000円以下~3000円ちょっとで手に入る。
しかもオーダーメイドにも対応してくれる店が多い。
スペイン語で交渉しながら布や色を選ぶことができるらしい。
残念ながら靴としてのクオリティは日本で手に入るものと比べると
かなり落ちるが、独特のデザインが見ていて楽しい。
ということで浮かれて一足買ってしまった。いつ履こうかな。。。
土産物巡りも終えて晩飯へ。
「地球の歩き方」に載っていた日本人の経営するペルー料理店。
「Pucara」に向かう。今まで日本人が海外で経営するレストランは
ほとんど日本食レストランだったが、ここは現地料理でしかもペルー
屈指の観光地で戦っているお店だ。うまいに違いない。
期待に満ちた状態で料理を注文する。
頼んだのは現地の鱒「トゥルーチャ」のスパイシークリームソース
とかいう料理。めちゃくちゃ旨かった。とにかく旨かった。
あまりに旨すぎたので2回行ってしまったw
クスコに訪れた際には是非是非行って欲しい。
おいしいペルー料理も堪能しお次はいよいよメインのマチュピチュ。
朝早くに集合しミニバスに押し込められてバスはガンガン進んでいく。
途中までは舗装され乗り心地も良かったが途中からはインカトレイル
の一部に入り、道路は崖っぷちの車幅一杯で道中には落ちて朽ち果てた
車が見えたりした。明らかにボリビアのデスロードよりデスロード。
戦々恐々のまま長時間ミニバスで体力も精神力も削られていく。
そろそろ日も暮れかけたころ。ここから先は車が行けないのか
歩きで行くことになる。インカトレイルを歩いていると夕闇に
マチュピチュの横顔がチラッと見えた。いよいよと言った感じで
テンションも上がるがインカトレイルは甘くない。そのまま日没を
迎え暗闇のなかヘッドランプをつけて進むことになった。
本日のゴールであるマチュピチュ村に着いたのは20時近くで
もう辺りは真っ暗で一同ぐったりとしていた。
最初の説明では17時には村についてる予定だったのに。
ツアー参加者が指定の食堂に揃うと慌ただしくスペイン語と英語で
ツアーの概要が説明され、チケットを渡された。
訳すと、明日の朝7時くらいにマチュピチュのエントランスで待ってるから
勝手に来てね。歩いていくと1時間ちょっと、だるい人はバスがあるから
それを探してのってね~。と言った感じのユルさ。
この手の緩さには慣れてしまったので不服はないがマチュピチュでも
これか。南米の手抜きには抜かりがない。
むさぼるように出された晩飯を食べ終え、ちょこっと村内を散歩した。
そういえば、マチュピチュ村は奥地のド田舎を想像していたが。
夜20時を過ぎてもきれいに整備されている村内はツーリスト向けに
開拓され、バーやレストランが煌々と光り輝いている。奥には
クラブまであって近づくとがんがん音が聞こえる。南米の奥地、
天空都市マチュピチュのおひざ元は潤いきっていた。。
明日に備えて早めに就寝。疲れきっていたのでぐっすり眠る。
翌朝5時頃起きてマチュピチュを目指して歩いて登り始める。
空は雲がかかっていて日の出を見ることは出来なかった。
7時少し前にエントランスに到着するとエントランスにはもう結構な
人がいる。ゴールデンウイークのおかげで日本人がかなり多い。
自分たちのガイドを見つけ少し待つと人が揃ったのか中へ。
中に入ると圧巻の景色が広がっていた。
住みやすさよりも景色で選んだと思われるインカ人の本音が見える。
マチュピチュの中ではそこかしこでリャマが草を食み絵になっている。
感動しているところでガイドによる説明がスタート。
久しぶりの英語だったけど割と聞き取れる。
ガイドの説明の5割位を理解しながらマチュピチュ観光を楽しんだ。
なかでも面白かったのはアヤワスカと呼ばれる最強の幻覚成分を
もつアマゾンのツタからとったエキスを飲んでキまった後。
ダッシュでワイナピチュに登る儀式があったそうだが、通常片道
1時間以上かかるのに25分程で登り切っていたらしい。インカ人すげぇ。
他にも有名な太陽の日の出の位置に合わせて作られた天文台や
正確に北を指して置かれている石、とんでもなく大きな石まで
剃刀1枚云々な石垣にされてたりと、高度な独自の文明だったとわかる。
1時間ちょっとでガイドも終了し、あとは帰りのバスの時間に集合
場所にたどり着けばいいのでゆっくり見て回る。
見張り小屋まで行くと有名な教科書の景色が拝むことができた。
天気も良く、最高の景色を堪能する。
日本人の行きたい世界遺産第1位がマチュピチュだそうである。
ここに座ってゆっくりとマチュピチュを眺めていると第1位を獲得
するだけの文化と自然遺産を併せ持っていたことがわかる。
スペインの侵略を受けた南米でインカ文明はかなり手強かったそうだ。
しかし、兵農兼業であったインカ人は農繁期に入ると戦争を中止し、
畑に戻ったところを一気に侵略されてしまったらしい。
そんな迂闊で平和思想なインカ人の遺跡は最高だった。
マチュピチュ観光を終え、最後にマチュピチュ村のぬるーい温泉に
浸かって疲れを落とした後にまたあのバスに揺られてクスコに帰った。
観光拠点となっているペルー、クスコにやってきた。
さっそく街中の旅行会社でマチュピチュツアーを契約。
時期がちょうどゴールデンウイークであったこともあり
安い列車のシートは全て売り切れ。高級シートしか残っていない。
街中も日本人がかなり多い。
貧乏旅行者である我々はインカトレイルを半日かけてミニバス
で向う命も体力もギリギリツアーに参加することにした。
まずはクスコ観光。
剃刀一枚入らないと言われるインカの石造りの町は本当に綺麗で
通路が延々と続いている。遺跡とスペインのコロニアルな感じの
街がいい感じにミックスされて歩いているだけで楽しい。
クスコの中心広場にあるコロニアルな教会
剃刀云々な壁
噂の14の角をもつ石
ずっと続くインカの石造り
そんなクスコでもお土産探し。
ペルーはボリビアに比べると物価は上がるがまだまだ安い。
そんなクスコでバックパッカーの間で有名なお土産が靴。
南米カラーな派手な色の布を使ったハンドメイドブーツやスニーカーが
1000円以下~3000円ちょっとで手に入る。
しかもオーダーメイドにも対応してくれる店が多い。
スペイン語で交渉しながら布や色を選ぶことができるらしい。
残念ながら靴としてのクオリティは日本で手に入るものと比べると
かなり落ちるが、独特のデザインが見ていて楽しい。
ということで浮かれて一足買ってしまった。いつ履こうかな。。。
所狭しと並ぶかわいい靴たち
ブーツ系は色使いが多くて見てて楽しい
土産物巡りも終えて晩飯へ。
「地球の歩き方」に載っていた日本人の経営するペルー料理店。
「Pucara」に向かう。今まで日本人が海外で経営するレストランは
ほとんど日本食レストランだったが、ここは現地料理でしかもペルー
屈指の観光地で戦っているお店だ。うまいに違いない。
期待に満ちた状態で料理を注文する。
頼んだのは現地の鱒「トゥルーチャ」のスパイシークリームソース
とかいう料理。めちゃくちゃ旨かった。とにかく旨かった。
あまりに旨すぎたので2回行ってしまったw
クスコに訪れた際には是非是非行って欲しい。
BBQやニンニクスープ
我慢できずに食べちゃった
トゥルーチャクリーム
おいしいペルー料理も堪能しお次はいよいよメインのマチュピチュ。
朝早くに集合しミニバスに押し込められてバスはガンガン進んでいく。
途中までは舗装され乗り心地も良かったが途中からはインカトレイル
の一部に入り、道路は崖っぷちの車幅一杯で道中には落ちて朽ち果てた
車が見えたりした。明らかにボリビアのデスロードよりデスロード。
戦々恐々のまま長時間ミニバスで体力も精神力も削られていく。
すれ違い怖すぎ
谷底には惨劇の跡が。。。
そろそろ日も暮れかけたころ。ここから先は車が行けないのか
歩きで行くことになる。インカトレイルを歩いていると夕闇に
マチュピチュの横顔がチラッと見えた。いよいよと言った感じで
テンションも上がるがインカトレイルは甘くない。そのまま日没を
迎え暗闇のなかヘッドランプをつけて進むことになった。
本日のゴールであるマチュピチュ村に着いたのは20時近くで
もう辺りは真っ暗で一同ぐったりとしていた。
最初の説明では17時には村についてる予定だったのに。
ツアーの概要が説明され、チケットを渡された。
訳すと、明日の朝7時くらいにマチュピチュのエントランスで待ってるから
勝手に来てね。歩いていくと1時間ちょっと、だるい人はバスがあるから
それを探してのってね~。と言った感じのユルさ。
この手の緩さには慣れてしまったので不服はないがマチュピチュでも
これか。南米の手抜きには抜かりがない。
むさぼるように出された晩飯を食べ終え、ちょこっと村内を散歩した。
そういえば、マチュピチュ村は奥地のド田舎を想像していたが。
夜20時を過ぎてもきれいに整備されている村内はツーリスト向けに
開拓され、バーやレストランが煌々と光り輝いている。奥には
クラブまであって近づくとがんがん音が聞こえる。南米の奥地、
天空都市マチュピチュのおひざ元は潤いきっていた。。
村にある夜間対応のサッカーコート
夜もにぎわい潤っている
明かりを放つおされなバー
村の奥にはひっそりとクラブ
翌朝5時頃起きてマチュピチュを目指して歩いて登り始める。
空は雲がかかっていて日の出を見ることは出来なかった。
7時少し前にエントランスに到着するとエントランスにはもう結構な
人がいる。ゴールデンウイークのおかげで日本人がかなり多い。
自分たちのガイドを見つけ少し待つと人が揃ったのか中へ。
中に入ると圧巻の景色が広がっていた。
住みやすさよりも景色で選んだと思われるインカ人の本音が見える。
マチュピチュの中ではそこかしこでリャマが草を食み絵になっている。
村からマチュピチュへと続く道
朝日は雲で残念だった。。
優雅なリャマ
いきなりの景色に有頂天
感動しているところでガイドによる説明がスタート。
久しぶりの英語だったけど割と聞き取れる。
ガイドの説明の5割位を理解しながらマチュピチュ観光を楽しんだ。
なかでも面白かったのはアヤワスカと呼ばれる最強の幻覚成分を
もつアマゾンのツタからとったエキスを飲んでキまった後。
ダッシュでワイナピチュに登る儀式があったそうだが、通常片道
1時間以上かかるのに25分程で登り切っていたらしい。インカ人すげぇ。
他にも有名な太陽の日の出の位置に合わせて作られた天文台や
正確に北を指して置かれている石、とんでもなく大きな石まで
剃刀1枚云々な石垣にされてたりと、高度な独自の文明だったとわかる。
1時間ちょっとでガイドも終了し、あとは帰りのバスの時間に集合
場所にたどり着けばいいのでゆっくり見て回る。
見張り小屋まで行くと有名な教科書の景色が拝むことができた。
天気も良く、最高の景色を堪能する。
図面なんかいらねぇんだよ!な造形
ピッタリと方角を示す石
優雅な感じの階段
景色はいつでも抜群です
ワイナピチュかっこいい。
日本人の行きたい世界遺産第1位がマチュピチュだそうである。
ここに座ってゆっくりとマチュピチュを眺めていると第1位を獲得
するだけの文化と自然遺産を併せ持っていたことがわかる。
遺跡でテンションUPな状態
眺めてても飽きない。
まじカッコイイ!
見張り小屋からの有名な角度。
スペインの侵略を受けた南米でインカ文明はかなり手強かったそうだ。
しかし、兵農兼業であったインカ人は農繁期に入ると戦争を中止し、
畑に戻ったところを一気に侵略されてしまったらしい。
そんな迂闊で平和思想なインカ人の遺跡は最高だった。
マチュピチュ観光を終え、最後にマチュピチュ村のぬるーい温泉に
浸かって疲れを落とした後にまたあのバスに揺られてクスコに帰った。
さよならマチュピチュ
また行きたーい。